街には沈丁花の香りが漂ってきました。いよいよ春ですね。
この季節にぴったりの小さな本「tea time style」をご紹介します。
「tea time style」は昨年発行された鈴木香代さんの著書です。お茶の時間のいろいろな楽しみ方をつづったティータイムについての提案がいっぱいです。
飯田橋だよりでは、今週から来月にかけて数回にわたり、お茶の話題をお届けしていきたいと思います。
同じ鉄観音でも、中国の安渓鉄観音と台湾の木柵鉄観音とはずいぶんと味わいが異なります。しっかりした杏のような香りの木柵鉄観音も一緒に飲み比べてみましょう。
※鉄観音はその香りの余韻が長く楽しめます。その余韻を、岩茶の岩韻に対し、音韻といいます。(鈴木香代著・tea time stayleより)