さて飯田橋だよりでは数回にわたり、東京ドームで開催されるテーブルウェアフェスティバルのレポートを掲載していきます。
29万人というたくさんのお客様を迎えるこのイベントの見どころは、なんといっても、優しい食空間コンテストの「第19回テーブルウェア大賞」でしょう。
「テーブルウェア オリジナルデザイン部門」と、「テーブルウェア コーディネート部門」「特別審査部門」の3部門で作品を募集しました。
「テーブルウェア コーディネート部門」のテーマは「カジュアルリッチなおもてなし」、
「特別審査部門」のテーマは「ようこそ おうちcafeへ」です。

東京ドームの会場に、受賞したテーブルウェアと実際のテーブルコーディネイトが展示されます。
テーブルコーディネイトの美はテーブルウェアの業界だけでなく、インテリアや食、ギフトやブライダルなど、いろいろな分野の産業から注目されています。毎日の暮らしと生活を豊かにするふだんの生活のヒントもたくさん発見できることでしょう。
2番目の見どころは、各界の著名人やテーブルコーディネイトの先生方によるテーブルセッティングの展示です。
本年度の参加予定者は
・アンヌ・マリ雅子さん
・石坂浩二さん
・生方美智子さん
・城戸真亜子さん
・クニエダヤスエさん
・黒柳徹子さん
・阪口恵子さん
・田川啓二さん
・リサ・スティッグマイヤーさん
・ニコライ・バーグマンさん です。
また、特設ステージのイベントがアリーナスタジオで行われます。
各分野の第一線でご活躍の先生方によるセミナーが期間中毎日開催されます。
ライフスタイルに合った憩いの食空間をご提案する東京ドームのイベント。
今年もご来場を心よりお待ちいたします。
■第19回テーブルウェア大賞〜優しい食空間コンテスト〜
プロフェッショナル、アマチュアの創意あふれる力作が多数展示されます。
■食彩物語〜豊かな彩りの食卓〜
「野菜や果物」をモチーフとした、世界各国の器を特集します。
■華やぎの食卓〜ガラスで愉しむスイーツタイム〜
海外・国内ブランドのガラスやクリスタルを使用したスイーツタイムを輝かせる
テーブルセッティングのご提案。
■暮らしに生きる伝統の技〜唐津焼〜
人間国宝の名品やお茶のシーンの再現、日常の食卓に彩りを添える唐津焼のテーブルセッティングのご紹介。
■彩りの暮らし
1.テーブルセッティングによる食空間提案|各界著名人のテーブルご紹介
2.MY Styleセレクション〜作り手からの提案〜|新しい食空間の提案・予約販売
3.「至高の技チャイナペインティング」〜OCPS J.P.P.A〜
■洋の器への誘い
一流ブランドが新製品・新シリーズにより食空間を展開していきます。
■日本の器を訪ねて
漆、陶器、磁器など、日本の伝統の美と技を一堂に会し、現代生活にも合う上質で
趣のある和の食空間をご提案いたします。
■特設ステージイベント アリーナスタジオ
テーブルセッティングをはじめ、各分野の第一線でご活躍の先生方によるセミナーを期間中
毎日開催いたします。
■展示販売コーナー
個性ある250以上の販売ブースが出展し、企業の新製品や提案商品、
産地の窯元や作家の作品などを直接購入することができます。
明けましておめでとうございます。
今年も、飯田橋便りは、飯田橋を拠点とし、飯田橋界隈のことと「優しい食卓」の情報を発信していきます。
飯田橋は、千代田区にあり都の中心区域でもありますが、区境ということもあり庶民的な雰囲気も持っていました。最近、高層ビルが次から次へと建って街の様相が変貌しつつあります。
そんな中、変わらぬところがあります。飯田橋駅近くは3区が交っていますが、社より歩いて10分くらいのところに、千代田区の縁結びで有名な東京大神宮があり、文京区には、水戸光圀が完成させた特別史跡特別名勝の小石川後楽園があります。
新宿区の神楽坂には毘沙門天善國寺があります。現代のストレス時代に、昔から存在する庭園や神社、お寺に接し、そのエネルギーをもらい、心を癒すこと、とても大切なことです。
景気の低迷は続き、政治も混迷し、生きにくい世の中とも感じられますが、あまりくよくよ考えずに、大自然、大宇宙に生かされているという思いを持って前向きに楽しく過ごしたいものですね。人には感謝し、ゆずる心、優しい心を持ち、己に正直に、日々暮らすことにより、自ずと気持ち豊かになり健康にもなっていきます。そうありたいと思っています。
2月5日から始まります東京ドームテーブルウェア・フェスティバル2011「暮らしを彩る器展」の詳しい案内については次回等からお知らせしていきます。
今年、皆様に幸多かれと祈念させていただきます。
本年も優しい食卓へのご愛顧よろしくお願いいたします。
写真は
東京大神宮
小石川後楽園の松
小石川後楽園の冬桜
毘沙門天善國寺本堂前に鎮座する寅