暮らしの中で使われる照明の光源には、白熱灯と蛍光灯があります。
白熱灯とは電球のことで暖かな光。奥深さを演出し、赤や黄などの暖色系が綺麗に見えるため、食卓の明かりに向いています。蛍光灯は影を作りにくいフラットな明かり。青や緑など寒色系の色が綺麗に見えます。寿命が長く経済的なので、最近は白熱灯に近い色の蛍光灯や電球型の蛍光灯も登場。
照明器具は部屋を明るくするという機能だけでなく、インテリアアクセサリーとしての役割もあります。そこで、重要になるのは本体とセード(笠部分)の素材と形。部屋の家具やインテリアイメージと合わせるのが基本です。特にセードは光を透過する度合いと、向きで随分光の出る度合いが異なります。
(*大石結子さん著『食卓の教科書。』から引用しています)