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#59 テーブルリネンの話。(2)

最後にナプキン。
ディナー用50cm角、ランチ用30cm角、ティー用20cm角、カクテル用15cm角が一般的。ゲストを迎える場合、同じナプキンを違う折り方に、同じ折り方で違う色というのも楽しいですね。ナプキンリングを使う時も、まるめて留めるだけでなく、プリーツにしたり、広げたり、2つ折りにしたりアレンジしてみましょう。ナプキンリングも多種ありますが、基本的にはカジュアルなセッティングに使います。

紙ナプキンもとても便利。
日本ではレストラン以外でナプキンを使う習慣があまりないため、友達を招いた時にナプキンをセッティングしておくと、気を使って使わないことが多いようです。お客様の洋服を汚さないためのものなのに、使わないと意味がありません。

そこで紙ナプキンの登場。最近では輸入物でいろいろな形、大きさ、柄のものがたくさんあります。(100円ショップにも売っていて感動しちゃいます)紙だと簡単に拭き取れますし、お客様にもあまり気をつかわずに済みますよね。

さらに、アクセントとなるテーブルランナー。
テーブルの中央に掛ける帯状の布で、幅30~40cm×長さ120~250cmのものが主流です。柄物クロスの上に無地のランナー、無地クロスに柄物のランナーなどでアクセントを。古着の着物の帯を使うのも欧米では人気です。ちなみに、テーブルの奥行きに掛ける布を、ブリッジランナーと区別することもあります。

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(*大石結子さん著『食卓の教科書。』から引用しています)