同じトーン(色調)の色をたくさん使い、小物をたくさん置いて、明るく、楽しいテーブルに。
テーブルに置く小物のことを「フィギュア」といいます。基本的には食事の時に使うもので、ソルト&ペッパーや、ドレッシングボトル、サラダトング、陶器の人形、アフタヌーンティーの時に置く紅茶の缶・・・などですが、季節感のある置物もフィギュアに最適です。
フィギュアの役割は楽しい食卓にするための「話のきっかけを作る物」。旅行に行って買った置物、絵葉書をフォトスタンドに入れて飾っただけでも話が広がります。
春は桜の花びらの形をした箸置きに、箸を置かずフィギュアとしてテーブルにちりばめる。夏は海岸で拾ってきた貝殻とビー玉をガラスの器に。秋には、公園で拾った松ぼっくりやどんぐりなどを並べて・・・。
河原のバーベキューでは、ユニークな形の石を拾って、お子さんと一緒にペインティング。みなさんも、ぜひ手作りのオリジナルのフィギュア作りを楽しんでみてください。ゲストをお招きした時のおみやげにもピッタリ!
(*大石結子さん著『食卓の教科書。』から引用しています)
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