前回に続いてバールのドリンクのお話です。
日本でもすっかり市民権を得た?「エスプレッソ」。
約70ccの小さな白い陶器のカップで提供されます。1杯に対し7gの豆と9気圧の90℃から20~35ccのコーヒーを抽出。グラニュー糖をスプーン1-2杯入れてよくかき混ぜて飲み、最後に砂糖をスプーンですくって食べます。エスプレッソの効果は、頭の回転がよくなる効果とともに油を落とす効果もあるため、食後に最適。
「カフェ・マッキャート」。
マッキャートとは「しみ、しるし、マーク」という意味。牛乳が少し入ったコーヒーです。さらに「カプチーノ」。150~180ccのカップに注がれます。エスプレッソは同量ですが、泡立てるミルクをプラス。さらにココアをふることもあります。イタリアでも北の方に人気。イタリアでは、カプチーノは朝の飲みものという考えが強いようです。
(*大石結子さん著『食卓の教科書。』から引用しています)