アイスティーを好んで飲む国は、なんとアメリカと日本だけ!
暑さの厳しい中近東やインドでもアイスティーはほとんど飲みません。紅茶の成分のタンニンは冷やすとにごってしまうという性質があるからです。にごっても、味に問題はありませんが、清涼感に欠けてしまいます。
では、香りがよく、澄んだおいしいアイスティーをいれるにはどうしたらいいのでしょう?
<材料>ポット、茶こし、ティースプーン、紅茶、タイマー、
ポット(2つめ)、グラス、グラスいっぱいの氷、グラニュー糖
<いれ方>
1. 茶葉はストレートティーと同量。お湯の量を通常の2/3程度にして濃いめのホットティーをいれる。
2. 蒸らしている間に、別のポットにグラニュー糖をアイスティー1杯あたりスプーン2杯程度入れる。
3. ホットティーができたら2のポットに注ぎ、グラニュー糖をよく溶かす。
4. 氷をグラスいっぱいまで入れ、水気を切り、3を一気に注ぐ。濃さが均一なので、複数の人の場合でも回し注ぎはしない。
写真は生クリームを入れたアイスティーロイヤルです。
(*大石結子さん著『食卓の教科書。』から引用しています)