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#25 セッティングの話。(1)

ベーシックなセッティングを知ることは、テーブルコーディネートではとても大切なことです。フォーマルなセッティングは「イギリス式」と「フランス式」の2種類。

どちらもカトラリー(スプーンやフォーク、ナイフ)は使う順に外側からセッティングし、グラスも使う順に右側から並べます(ほかのセッティングもあります)。つまり右から、食前酒(シャンパンやキールなど)用、白ワイン用、赤ワイン用、そしてお水のグラスというようにセット。しかし、その置き方や向きが、英国式とフランス式では異なります。

◆イギリス式セッティング
・スプーンやフォークのプロング(先の部分)は表向き
・カトラリーは下を揃える
・グラスは一直線
・パン皿は位置皿(ベースプレート)の左側
・位置皿は中央に絵のないラウンド柄のものが多い

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(*大石結子さん著『食卓の教科書。』(優しい食卓発行)から引用しています)