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#13 スパークリングワインの話。(1)

あののどごしと、泡の美しい輝き。魅せられた方も多いのではないでしょうか。

 

スパークリングワインは国や地域によって呼び名が違います。

フランスのシャンパーニュ地方で作られるものをシャンパン(フランス語読みではシャンパーニュ)、それ以外はヴァンムスー。イタリアではスプマンテ、スペインはエスプモーソ、ドイツはゼクト、シャウムヴァインと呼ばれます。さらに、辛口・甘口の見分け方を知っていると好みのタイプを探すのに便利。

 

ところで、スパークリングワインの泡が立つ理由を知っていますか?実はこの泡、とても手の込んだ工程から作られています。

 

まずアルコール発酵をさせ、赤・白ワインを醸造。次にそのワインをタンクやビンなどの密閉された容器の中に入れ、糖分と酵母を添加後、2度目のアルコール発酵。この時、アルコールと炭酸ガスが発生し、密閉された容器の中で炭酸ガスがワインに溶け込みます。その炭酸ガスが泡です。

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(*大石結子さん著『食卓の教科書。』(優しい食卓発行)から引用しています)