日本の食卓は多国籍です。和食、洋食、イタリアン、中華、エスニック・・・。当然、多様なキッチンツールが必要になります。
そこで困るのが収納。収納の基本は3つ。
1.使う場所の近くに収納する
2.軽いものは上、重いものは下
3.使用頻度が高いものは下、低いものは上
1は、まな板は調理台の近く、鍋やフライパンや魚焼き網はコンロの近くに収納。キッチンは、火を使ったり包丁を使う場所なので、事故が多い場所の一つです。
2は、土鍋など重いものは下方に、軽いミルクパンなどは上部の吊戸棚でOK。酒やしょうゆ、ミネラルウォーターなどは下に収納するのがベスト。「重いものを上から取る」ことや、地震時に戸棚から収納物が飛び出た場合、非常に危険です。
3は、あまり使わない季節物、重箱やお屠蘇のセット、バスケットなどは吊戸棚の一番上に収納してもOK。毎日頻繁に使う調味料やラップ類、日常使いの食器などは、目が届き、しゃがんだり背伸びしない場所に収納しましょう。
(*大石結子さん著『食卓の教科書。』から引用しています)