東京ドームで開催されるテーブルウェアフェスティバルが近づいています。今年の会期は2月4日(月)〜11日(月・祝)の8日間です。
1993年から開催されているこのイベントは、今年で21回目を迎えます。
有名ブランドの特別展示コーナーあり、焼き物の産地の直売コーナーあり、著名人による食空間の提案コーナーあり、セミナーあり。広い東京ドームがテーブル回りの素敵なもので埋め尽くされます。国内外の器や食器が一同に集うお祭りです。
でもなんといっても、このイベントの見どころは、テーブルウェアの業界でも最大規模のコンテストである「テーブルウェア大賞」です。「優しい食空間コンテスト」とうたわれている競い合いは、「テーブルウェア(食器)のオリジナルデザイン部門」と「テーブルコーディネート部門」、それと「特別審査部門」の3つの部門から成り立っています。
前回の第20回は2,170点の応募作の中から選ばれた173点がこの会場に展示されました。フェスティバルはいわば、その決勝大会。会場に並んだ作品から大賞と各賞が選ばれます。
テーブルコーディネートの展示は、実際の場を想定してテーブルや椅子、インテリアを演出する小物までもを会場に運び込み、空間自体を展示するとても大掛かりなものです。
コーディネーターがそれぞれに設定した季節やシュチュエーションに合わせ、さまざまな色や材質の食器や小物が選ばれています。飾り付けられたテーブルは、そこに着席するであろう家族や友達を驚かせ、喜ばせようという、工夫と優しい心があふれています。
「暮らしを楽しむ」「楽しんで生きる」とはどういうことなのかを、考え直すきっかけになります。
今年も、たくさんの応募作の中から優秀な作品が飾られます。どんな作品が選ばれるのでしょうか。楽しみです!