ミモザは春を告げる花と呼ばれています。ヨーロッパのいくつかの国では3月の始めにミモザを女性に贈る日があるそうです。子供も大人も男性たちが、身近な女性にミモザの花束を贈って感謝や愛を捧げるのですって。
フランスに住んでいた友人が言っていました。街でミモザをたくさん目にするようになると、いよいよ春がきたな〜と思うのだそうです。
永野いく子著「日本の暮らしを楽しむ Table Coordinate」の中には素敵なコーディネートの写真がたくさん掲載されていますが、中でもミモザを飾った早春のコーディネートはとてもすてきです。(「日本の暮らしを楽しむ Table Coordinate」P58より↓)
庭の満開のミモザの木のそばに白いテーブルを設えてあります。ふさふさに花開いたミモザの枝をガラスの器に挿して、グリーンのマットの上に白いお皿を並べ、その上にグリーンのココット皿がセットされています。お皿の上にも卵の黄身のような黄色の花がついたミモザの小枝。この黄色はぱっと明るく、いかにも元気に幸せになりそうな色ですよね。