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*その11、焼き魚の向き

 朝食に魚を焼きました。「あれ?どっちを向けて並べようか?」 我が家のレンジは旧式で、大きな魚を焼くのは無理です。小さな魚や切り身も向きによっては網の目の隙間から下に貯めた水のなかに落下することも多く、焦げたり焼けない部分ができたりもしやすいのです。したがって、並べるときには少々こつが必要です。

 

 きれいに焼けた面を皿の上で表になるよう盛りつけたいところですが、そもそもお魚って、皿に並べるときにルールがあって、「焦げていない方を上にしてごまかす」わけにはいかなかったような記憶があります。

 

「親子で学ぶテーブルの基本」にたしか、盛りつけのルールが書かれていましたっけ。(こういうとき、テキストのイラストがぱっと思い浮かぶのですから、勉強の成果が、少しずつあがってきたかな、と我ながら思います!)本を開いてちゃんと確かめてみました。

 

 焼き魚の盛り方は「頭は左、尾は右、背は上、腹は下」。切り身の場合は皮目が上で、さらにおなか側が右上になるように。基本的な約束ごとを守って、あとは自分流に応用することにします。

 

 出来上がりをイメージしつつ、お魚のセットOK。焼きむらができないように、まめに火加減を調節して、旧式の魚焼きでがんばります。  10kaime.gif